高野山に行ってきました。

10月になりました。世の中はアメリカ発の金融危機で大騒ぎですが、上野はあまり影響ないようで、当社の実績はそこそこです。
当社の新人二人は、、ここのところ仕事をどんどん覚えてきて、契約を幾つか成約しました。頑張っています。
高野山にお参りしてきました。平成3年から同行三人で、半年に一回の参詣が途切れることなく続いています。宿坊に泊まり、翌朝暗いうちに奥の院めざして歩きます。墓と杉の大木が連なる参道の静寂を「南無大師遍照金剛」と唱えながら奥に進むと奥の院があります。ひたすら弘法大師さまにお祈りする満ち足りた時間がそこにあります。

最初から泊まっている宿坊赤松院です。

上野不動産新聞41号の制作

「上野不動産新聞の41号の制作を今日仕上げました。
毎年10回発行してきましたので、もう年目に入ります。本文は、前回紹介しました。
「食味散歩」は、周辺の飲食店を記事に取り上げてきました。今回は、「鳥元上野店」を取り上げています。本文は次の通り。
店は、駅前広場の北側のファミリーマートと富士そばの間の小路を少し入ったところにあります。
「どうかね 慣れたかね」
「はい、ようやくやっていける自信が少し出てきました」
店の中ほどのテーブルで新人社員と話しています。
店内は古い日本民家を模した内装で、薄暗く落ち着いた雰囲気です。
頼んでおいたランチ、鶏串焼定食の膳を紺色の制服の若い女性店員が届けてくれます。
焼き鳥2本とつくねが1本四角い皿にのっています。それに、五穀米のご飯、とろろ芋、浅漬け、鶏スープがついています。炭火焼の鶏の串焼きは、やわらかい歯ざわりでおいしく、つみて入りのスープはすっきりした上品な味でした。とろろをかけて食べた五穀米はさらさらと喉を通ります。五穀米はランチでは珍しくそれだけで得した気分になりました。
若い社員は、親子丼をおいしそうにかき込むようにして食べています。
不動産業は未経験で、最初は営業マンとしてやれそうに思われなかったのが、入社して四ヶ月経って、どうやら一人前になる希望が見えてきたようです。

不動産新聞42号の本文より

祝日の日会社に用事があり、お昼過ぎに用事を終わって、上野公園を歩きました。
秋晴れの久しぶりの行楽日和で、公園は沢山の普段着姿の人たちがそぞろ歩きで行き交います。日差しが少し暑く感じられるほどよい気温です。散歩を楽しむ人たちの明るい笑顔を眺めながら歩きます。
噴水の横ではテントを集めて「佐賀県物産展と大陶器市」が開催されていました。冷やかしに立ち寄って覗くと、地元産のみかんや、のり、寒天、銘菓が入り口に少し置かれているだけで、ほとんどのテントには名産の有田焼などの陶磁器が提示されていて、展示品を品定めする人たちで混雑しています。
桜並木の周りには所々にビニールシートを敷いて車座になったりして食べ物や、飲み物を楽しむ人たちがいます。中ほどの「時の鐘」のそばの交差点近くまで歩いて行くと、前方の人垣の中からにぎやかな音楽が聞えて来ました。、見えない人の背のむこうで大道芸人がショーを演じているのが分かります。
道を左に折れて、西郷さんの銅像に向かいます。日本芸術院の前あたりのも大道芸人の人だかりが見え、にぎやかな音が聞えてきます。
清水観音堂の横の大銀杏の木を見に立ち寄ります。毎年沢山の実を成らすその木が今年ははたしてどうなのか見たかったのです。そばによって大木を見上げると、こんもり茂った葉は緑ですが、上の方に黄色に熟した銀杏がびっしり成っているのを見つけました。
いつものように、西郷さんにご面会しに行きます。やさしい変わらぬお顔を見上げ、手を合わせます。近くの銀杏の木にも黄色くいろづいた実か沢山成っていました。
改めて気がついてみると、公園のなかに沢山あった緑色のテントの群れがどこにも見当たりません。庶民が楽しめる本来の上野公園が戻ってきたようです。