熊手と免許番号更新のこと

11月8日
今日は鷲神社の一の酉の日です。
お昼過ぎ、いつもの年のならいで、熊手を新しく求めに社員の新垣を連れて鷲神社に行った来ました。まず、一年飾った古い熊手をおさめて、神社の前の行列に並びます。初日なのであまり混んでいないと思っていたのですが、神社の前にはすでに行列ができていました。なかなか前に進みません。周りの熊手を売る店から、威勢のよいお祝いの拍手の声が聞こえてきます。神社に商売繁盛をお願いし、いつもの店で、新しい熊手を贖い、三本締めの拍手をしてもらって帰ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、当社は宅地建物業の免許更新で新しい免許証をもらうことができました。NO5になりました。

 

 

 

故郷の女性友達

7月31日
毎日暑い日が続きます。
そんななか、29日と30日ふるさとの新潟市岩室温泉の祭りに行って来ました。
温泉町住民総出の鄙びた祭りに参加するののも楽しいものです。夜の街を流して歩く祭り行列の後ろについて歩き、自治会長の友人と酒を酌み交わしました。
そして、小学校からの同級生「高島和子さん」に会うのも楽しみの一つです。
彼女は昔大庄屋だった旅館の女将で活躍していたのですが、脳卒中になって車いすの生活です。言葉も不自由ですが、友達も沢山いて可愛い女性です。

 

雪の朝

1月24日
東京で珍しい雪が降りました。
ほんのチョット積もった程度ですが路面が凍って、滑らないよう小股で歩きます。
使っている電車に遅延が出て、いつもより30分遅れて会社に着きました。
そして、社員が手分けして店の前の凍った雪を取り除きました。
金槌や、ちり取り、ほうきの柄などの間に合わせの道具での作業ははかがゆきません。
終わる頃にはすっかり手が凍えて、かじかんでしまいました。
写真は雪のある会社の風景です。

高野山と地震

3月28日
土曜日から1泊で恒例の高野山にお参りに行ってきました。
雪がちらちら降る寒い日で、朝早く奥の院にお参りに沢山の墓地の間を通る参道を歩くと、いつもは参詣の人が通るのですが人っ子一人行き逢いません。大地震の影響がここまできているのかと思いました。
地震の影響は他人事でなく、私達の商売にも影響は必須です。奥の院の地下の霊場で「南無大師遍照金剛」と心を込めて称え、仕事へのパワーを頂いてきました。
さー、これから気持ちを入れなおして頑張ります。

大地震のこと

3月23日
地震の日は丁度毎月発行する「上野不動産新聞」の編集が前日終わってほっとしているところでした。
事務所も大きなゆれで、入り口の戸を開けて社員皆外に飛び出しました。近所の人達も路上に出ています。事務所の斜め前の工事中のビルが大きく揺れているのが見えました。
幸い事務所は全く被害がありませんでした。台東区は被害がほとんどないとそのときは思ったのですが、あとで分かったことですが何人はのお客さまの建物に亀裂が入るなどの被害がありました。
当日は交通機関が全く止まり、社員の帰宅をどうするか問題でした。二人は家が心配で草加方面まで歩いて帰りました。私と男性社員1人が会社に泊まりました。幸い布団か一組ありましたので、私は2階で布団で寝ることが出来ましたが、社員は、1階の事務所で椅子の上で毛布だけで一夜を明かすことになりました。
その後の、交通機関の乱れは酷いもので、社員は皆出社に苦労していましたが、全員遅れたも欠勤しないで来てくれました。そして、担当する大家さんの建物を見て廻り、大家さんに被害の状況をお聞きすることをやってもらいました。古い建物には被害が出たものがありましたが、緊急を要するものはありませんでした。
むしろ、私個人が一番の被害者でした。私はデズニーランデの近くの新浦安のマンションに住んでいますが、建物の被害はなかったのですが、水道が停まり、道路は液状化現象で地中から泥が噴出し、20センチ位沈下しました。水道が使えるようになったのは17日です。電車も開通したのは日曜日です。いまでも、計画停電で、夜帰れないことがあります。しかし、罹災地の皆さんの苦労に比べればとるにたりないことです。
会社がちゃんと営業できていることに感謝です。今度の「上野不動産新聞」は25日に配布されますが、編集前日に終わっていたため地震のことは全く触れられていません。あしからず。

新年おめでとうございます

新年おめでとうございます。
今年の元旦は早く起きて、初日の出を拝みにいきました。
私の住まいから海岸まで3kmほどあります。午前5時40分まだ暗い中を家を出ました。防寒コートを着て、耳までかぶる毛糸の帽子をかぶり、厚い手袋をはめ、その上マスクまでして、寒さ対策に万全を期したのですがそれでも手が痛くなる寒さです。凍える空気の中を足早にひたすら歩きます。東の地平線のあたりが少しずつ明るくなり、オレンジ色を帯びてきます。去年整備された海岸野公園にたどりついて、堤防の柵に並んでいる人たちの間に立ちます。暗い海に数艘の船が沢山の明かり燈しているのが見えます。その時は、周りはまで暗かったのですが、一塊の人たちが堤防に並んで日の出を待っていました。それから、寒さのなかをなかなか姿を現さない太陽をじりじり待ちました。本当にゆっくりと東の地平線が明るくなってきます。遠い空を渡り鳥の群れが列をつくって飛んでいるのが見えます。少し波立つ近くの海に鳥があちらに3羽ここちらに4羽と浮かんでいます。
結構長い時間が経った後、太陽の端が何気なくポンと姿を現しました。目もくらむ明るい輝きです。それから、太陽の全身が姿を現すのにそんなに時間が掛かりませんでした。感動です。久しぶりに初日の出を見ました。去年は出かけるのが遅くなって、海岸にたどり着く前に陽は上っしまっていました。
今年の正月は、好きな山本周五郎の本を読み返して過ごしました。「おたふく」「鶴は帰りきぬ」「日々平安」「落ち梅記」珠玉の短編小説に酔いました。心の中が洗われて、すっかり素直な明るい人間になったように思えてしまいます。
今年はきっと良いことがあるようですよ。皆さんにとっても。

仕事仕舞い

12月28日
今日が今年の会社の終了日です。
午前中は普段の仕事で、午後から大掃除をして終わったら納会の小宴会をしてお仕舞になります。
今年は世の中の景気が悪かったので、わが社の業績は良いとは言えませんでした。仕事での失敗やいろんなことがありました。、お客さんや、支援してくださる皆様に支えられて、社員5人の小さな所帯ですが無事に年越しがができるのは、ありがたいことだと感謝しています。
新しい年にはきっと良いことがあると思っています。前向きに明るく頑張ってゆきます。
皆様にとっても来年が良い年でありますように。

炎暑の夏

「うだるような暑さが続きます。
今年の夏はとりわけ熱かったように思います。こういう暑いときはクーラーの効いた事務所に閉じこもっているとかえって体調を悪くします。炎天下を歩き回って、たっぷり汗をかいて水風呂でも浴びたほうが健康には良いようです。もっとも、風呂からあがってビールをしこたま飲んで、酔っ払ってクーラーをつけたまま寝込んだら、病気になってしまいます。無茶のことは控えて、元気なままで暑い季節を乗り切りたいものですね。
今年になって、隅田川の向こうに姿をあらわしたスカイツリーの長いすっきりした姿が台東区のどこの高い所からでも良くみえるようになりました。店の前から良く見えます。もっとも、向かいの喫茶店「ハーフポテト」側の歩道からでないと見通せないのがちょとしゃくですが。建物のあいだを通る道路の向こうの先に可愛い塔のすっきりした立ち姿を見せてくれています。

実りの秋

今年の夏はあまり暑くなかったのですが、仕事が急に忙しくなって、いつもの年より物件を見に外を歩くことが多く、日焼けで顔は黒くなり、体に疲れが溜まってばて気味になりました。
それでも、ようやく涼しい風が吹くようになって、少し元気が戻ってきたようです。
当社取り扱いの不動産売買が夏場になってから急に多くなって、忙しい毎日でした。今年前半は売買が全く停滞していたのに、思いもかけない変化です。しばらくは、この好ましい風が続いてくれることを願っています。

夏は夏枯れとも言って、商売が少なくなる季節で、昨年からの不動産の不景気がもっと落ち込むかと思われていたのですが、東京の不動産市況の潮目が変ったようです。一昨年後半から値下がりしてきた東京の不動産価格は、この夏で底を打ったと思われます。
ここのところ、中古マンション、中古戸建住宅の市場に出回る売り物件がどんどん減って、逆に住宅を探す人は少なくなっていないようで、需要が引き締まってきました。すでに、優良物件、収益用ワンルームマンションの値上がりが始まっています