大地震のこと

3月23日
地震の日は丁度毎月発行する「上野不動産新聞」の編集が前日終わってほっとしているところでした。
事務所も大きなゆれで、入り口の戸を開けて社員皆外に飛び出しました。近所の人達も路上に出ています。事務所の斜め前の工事中のビルが大きく揺れているのが見えました。
幸い事務所は全く被害がありませんでした。台東区は被害がほとんどないとそのときは思ったのですが、あとで分かったことですが何人はのお客さまの建物に亀裂が入るなどの被害がありました。
当日は交通機関が全く止まり、社員の帰宅をどうするか問題でした。二人は家が心配で草加方面まで歩いて帰りました。私と男性社員1人が会社に泊まりました。幸い布団か一組ありましたので、私は2階で布団で寝ることが出来ましたが、社員は、1階の事務所で椅子の上で毛布だけで一夜を明かすことになりました。
その後の、交通機関の乱れは酷いもので、社員は皆出社に苦労していましたが、全員遅れたも欠勤しないで来てくれました。そして、担当する大家さんの建物を見て廻り、大家さんに被害の状況をお聞きすることをやってもらいました。古い建物には被害が出たものがありましたが、緊急を要するものはありませんでした。
むしろ、私個人が一番の被害者でした。私はデズニーランデの近くの新浦安のマンションに住んでいますが、建物の被害はなかったのですが、水道が停まり、道路は液状化現象で地中から泥が噴出し、20センチ位沈下しました。水道が使えるようになったのは17日です。電車も開通したのは日曜日です。いまでも、計画停電で、夜帰れないことがあります。しかし、罹災地の皆さんの苦労に比べればとるにたりないことです。
会社がちゃんと営業できていることに感謝です。今度の「上野不動産新聞」は25日に配布されますが、編集前日に終わっていたため地震のことは全く触れられていません。あしからず。

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