上野不動産新聞80号発行

7月27日
上野不動産新聞の80号を今朝、新聞折り込みで発行・配布しました。
今朝、匿名の読者から、「80号おめでとう」とお祝いの電話をいただきました。大変うれしかったです。
B4の白黒の新聞は、変わっていて、どこの不動産関係の新聞や宣伝チラシとも似ていません。多分私のところだけでしょう。こんな新聞をつくっているのは。
会社は創って18年になり、新しい宅地建物取引業の更新の書類作成を進めています。5回目の更新になります。
これは免許用に撮った会社の写真です。

 

上野不動産新聞65号発刊日

2月25日。今日、当社の上野不動産新聞65号が読売、朝日、サンケイ各紙の朝刊に折込で17,000部配布されました。
コートが要らない暖かい日で、社員全員が客の対応に忙しく、私がピンチヒッターで2回お客さんの案内をしました。忙しいことは良いことです。

春の予感(上野不動産新聞64号より)

先日、晴れた寒い日の午後、、上野公園の桜並木通りの中ほどにある沢山並んだ赤い鳥居をくぐりぬけて下って、五条天神社の大きな梅の木を訪ねました。
神社の桧皮葺きの屋根の横にろうたけた薄紅の花が一杯咲いているのを見ることができました。多分、上野公園では一番の見事な梅の花です。この神社には、他にも何本かの梅の木があり、白や、薄紅、紅色とそれぞれ違った花が競っています。
暦では立春を過ぎましたが、とても桜が咲き、草木が萌え出す春が訪れると思えない寒さが続きます。
けれども、春は間違いなくそばにきています。トントンと近づいてくる足音が聞えます。
そして、待ちかねた大好きな素晴らしい上野公園の桜の花たちに会える日は、もうまもなくです。
この新聞が皆さんの手元に届く頃にはもう公園のなかの寒桜が咲き始めているでしょうか。
毎年飽きもせず桜のことを記事に書くせいで、上野公園のいろんな桜のことに詳しくなりました。年毎に撮った桜の花の写真が沢山溜まりました。
花木の数では、他にもっと多いところがあるかも知れませんが、桜の種類の多さでは上野公園がおそらく日本一です。いろんな色や姿をした、早咲きから、遅咲きまでじつに様々な種類の桜を、1ヶ月以上長い期間楽しむことができます。
大好きな桜の花たちのそれぞれの美しい晴れ姿に、今年も次々に出会えるのが楽しみです。それを思っただけで心がわくわくしてきます。
広小路方面から公園に入る入り口の両側のオオヒガンザクラの二本の大木。大噴水の横の赤紫の花房を咲かせるカンヒガンザクラの群れ、不忍池の蓮池とボート池の間のソメイヨシノの並木。清水観音堂の南側の枝垂桜(秋色桜という名前を持つ)。両大師堂の桃色のクルマガエシノサクラ(昔天皇が乗っていた車を返して見入ったという故事にちなんだ桜)の圧倒する花雲。ボート池の岸に点々とさくカンザンという名の八重桜。これらの今年も又出会いたい桜のほかに、新しい魅力を持った花たちとの良い出合いや、発見が待っているかもそれません。
待ちどうしい心躍る今日この頃です。

読者の皆さんに感謝

上野不動産新聞の63号を昨年11月末に発行したあと、読者の方からハガキが1通、それから、メールが1通届きました。頂いた文面で私ば書着続けているあまりうまくない新聞記事に対して、うずれも身に余る褒め言葉で、愛読されていると書いてをいただいて、感激しました。「食味散歩」についても新聞に取り上げた店に良く行っていただいているそうです。
メールをいただいた方からは、今まで掲載した店の記事を一冊の本にまとめたら、というありがたい提案をいただきました。それから、奥様が愛読者でいらっしゃる賃貸ビルのオーナーさんががわざわざお店に見えました。対応にでた社員を気に入っていただいて、ご所有ビルの賃貸管理の業務委託契約を頂くことが出来ました。こういう嬉しいことが去年の年末に続けてありました。上野不動産新聞を6年間あまり続けてきてヨカッタナーと実感しています。
単なる不動産の広告のチラシだと直ぐにゴミ箱に直行してしまいます。それをこの新聞だけを手元に置いてよんでいただける、気持ちの通じあえる読者の方々がおられることをこんな形で教えていただきました。
新しい年を迎えて、暮にあったこれらの嬉しかったできごとを噛みしめて、気持ちを新たに、皆様に読んで楽しんでいただける記事を書くよう頑張ります。
本年もよろしくお願いします。
『上野不動産新聞第64号より』

不動産新聞64号の食味散歩記事 日本蕎麦「翁庵」

入り口の近くに囲炉裏があって、炉を囲む席に座ります。
一呼吸置いて、後ろから「お客さん食券を買ってください。」と声がかあkる。振り返ると中年の白衣を着た女性店員で、ざる蕎麦を頼むと手早く食券とおつりを返して「こっちに座って」と四人がけのテーブルに案内された。戦前からの木造の建物の店の中は、、全体が古びた暗いセピア色に染まっています。派手さや、思い上がりのない、下町出よく見かけた蕎麦屋そのものです。
四人掛けの客席が五つ置かれていて、その奥に調理場で働く人が見えています。二時過ぎのせいか二人連れの客が一組と、あとは、7人ほどの一人客がばらばらに座ってもくもむと蕎麦を食しています。
少し乗りのはげた膳に乗せてざる蕎麦が運ばれてきました。ごく薄い緑色を帯びた細めの蕎麦を一箸すくってそばつゆに浸して啜りこみます。腰のある麺がするすると喉を通ってゆきます。二箸三箸と続けて啜ります。軽い爽やかな味です。ざる一枚では物足りない気分になりました。名店なのに値段が手ごろで気取らないところがいいですね。
店は、上野警察から浅草通りを渡ったところににあります。

 

 

上野不動産新聞のこと

11月末に63号を地元の読売、朝日、サンケイ各紙に折込で1.6万部お届けしました。
読者からハガキとメールが届きました。愛読していただいているとのこと。励ましの言葉をたくさんいただきました。続けてきてよかったなーと思います。
今年はもう終わりですが、来年1月64号を発行します。
来年、会社にとっても良い年であるような気がします。
皆さんにとって、来年は良い年でありますように。
、来年は良い年でありますように。

上野不動産新聞62号発行

10月29日上野不動産新聞を読売・朝日・サンケイの三紙の上野地区販売店にお願いし15600部を折込で配布しました。
賞味散歩では浅草の国際通り裏の焼肉の名店「本とさや」を紹介しています。
本文ではきびしくなった賃貸市場と当社の仕事の姿勢について書いています。
ぜひ、呼んでください。来社いただければ差し上げます。

等価交換方式のマンションのこと 不動産新聞61号より

今年の夏の暑さは異常でした。九月になっても炎暑が続き、参ってしまいましたが、ようやく終わって秋が訪れてきたようです。
秋になって、私どもが肌で感ずる台東区の不動産市況は確実に底を打ち、回復に向かいつつあります。新築マンションは新規販売がしばらく止まっていたのですが、元浅草で藤和不動産が販売を始めた高層マンションをはじめ、いくつかのマンションが新規分譲を始めています。最近は、今まであまり進出していなかった大手マンション業者の台東区の用地購入意欲が強くなっています。しかし、すぐにマンション用地で買える物件はめったにありません。等価交換などの専門の手法に明るい土地とりまとめ専門業者が、大手の依頼を受けて土地建物の所有者の人たちをとりまとめることが目立ってきました。台東区は小さな土地所有者が多いのですが、何人かが一緒になって敷地が130坪以上に纏まると大きな建物ができますので、大手の業者が共同事業に参加して建物の建設資金を負担してマンションをつくります。土地所有者は建物の建設費を負担することなく、配分される建物の専有部分と、土地の共用部分を手に入れます。等価交換という手法ですが、台東区のような狭い土地所有者の多い地域では所有者にとっても、開発業者にとってもメリットのある開発の方法です。
10坪前後の敷地だと5階建くらいの建物が建ちますが、エレベーターが付けられず、しかも工事費が高く付き、年寄りには使えません。これが、等価交換だと建設費を負担しないで、大手業者の造ったマンションの部屋をもらうことができます。問題は、一定の面積の土地所有者の同意を取り付けるのが難しいところにありますが、最近は地権者の理解が高まってきているようです。私どもの親しい等価交換の取りまとめ専門業者は、台東区ですでに3ヶ所取りまとめ、大手業者に納入しています。