秋の予感 ススキ

7月26日
曇った蒸し暑い朝。山手線が人身事故で上野駅は大混乱です。地下鉄への通路も、タクシー乗り場も人でいっぱいです。
ところが、上野公園に行くと、駅の混乱などよそごとのように静かです。
東京文化会館の後ろにもうススキが咲いているのを見つけました。秋の気配を見つけました。

 

 

蓮の花 満開

7月23日(土曜日)
台風が東京をかすめて通り過ぎ、涼しい朝、不忍池に行ってみました。
蓮の花が池に沢山咲いています。先日来た時は幾つも咲いていなかったのに。
沢山のカメラマンが蓮花を撮っていました。望遠レンズをつけた高級カメラを携えた年配のカメラマン達、携帯電話のカメラをかざす中年の女性。
カメラマンの人達を除けば、いつもの公園の朝の風景です。散策する人達、ベンチに座る人達、荷物を沢山抱えたホームレスらしき人。時々運動着姿のランナーが走って行きます。金持ちらしき人も、若い女性もほとんど見かけない、庶民の世界です。
蓮の薄紅の花たちの優しさが池の周りの人々の心をなごませ、明るくさせているように思われました。

 

 

上野駅中 エキュート ハミングカフェー

7月20日 上野不動産新聞70号の食味散歩で取り上げた「ハミングカフェー」の記事と写真を紹介します。

大きなガラス窓に向かって並んでいる椅子に座ってコーヒーカップと冷水のグラスを載せた盆を小さなカウンターに置き、素通しの外を見ます。
眼の前を通路を歩く人たちが通って行きます。
通路の向こうにはエキュートのしゃれたお菓子を売る店が並んでいます。
セルフサービスのカフェーに珍しい太い取っ手の付いた白い大き目のコーヒー茶碗を持ち上げて、コーヒーを喉に流し込みます。苦味を利かせたすっきりした味のコーヒーです。そして、これも大ぶりのグラスに入った冷水を一口飲み、外を見やります。
それから、通って行く老若男女、様々な通行人の一人一人を眼で追います。
あの背中を曲げた初老の痩せた男はどういう人生を背負っているのだろうか、ショートパンツの小太りのあの若い女性はどんな生活をしているのだろうか、などと想像します。
人々は足早に通り過ぎ、想像する対象が次から次えと現われ、飽きません。
しばらくして、ふと我に帰ると、外の人の視線に晒されている自分が反射的に浮かびあがります。

ガラス窓の中の自分がパンダの役で、多分自分の方が見世物なんだって。

蓮の花が咲きました

不忍池の蓮の花が咲き始めました。
下町民族資料館の近くに1花、水上音楽堂の先に2花咲いているのを見つけました。
不忍池は今一面の蓮の葉の海原で、風が吹くと葉裏の白がかった色をざわめかせて波のようにゆらめいいています。

 

 

 

森香るBARのことなど

今朝も「森香るBAR1973」に行ってコーヒーを飲んできました。「森香る」って、しゃれた素敵な言葉ですね。コーヒーを入れてくれる若い女性のスタッフの笑顔が素敵で癒されます。
今日はもう一つ嬉しいことがありました。不動産新聞の愛読者から6月30日に発行したばかり新聞についての褒めすぎのメールを頂きました。この新聞のBARの写真も見ていただいたとのこと。ありがとうございました。これからの励みになります。
写真はエキュートのBARに行く通りにある駅弁や、稲荷寿司などを売る店の並ぶ1画です。