新年を迎えて

今年の初詣は、二日に地元の「下谷神社」にお参りしました。
参拝客は普段より多かったのですが、拝殿に小さな行列ができる程度で、ゆったりした気分で「今年が上野ダイフジ不動産にとって良い年になるよう」祈願しました。
お参りのあと、拝殿脇に置かれている縁起物のダルマや、招き猫をひやかして眺めていると、そのなかに千両箱を踏んで両手を上げためずらしい招き猫を見つけ、譲って頂き、会社に持って帰りました。
福を少しでも多く招きたいというささやかな思いで店内に飾ってみました。

昨年は、浅草寺に初詣に行きましたが、雷門の手前から参詣の人達がぎっしりで、仲店を通り抜けるのに大変な思いをしました。
また、一月六日に古里の人達と廻った谷中七福神参りはひどい雨で、びしょぬれで凍えながらの行程でした。
年初につまずきましたが、去年は、お客様のご支援と、社員が頑張ってくれたことにより、お陰様でそこそこの業績でつつがなく過ごすことができました。
これも、「上野不動産新聞」を三年以上続けてきたことによって、ようやく地元の皆様に会社を覚えて頂き、地元の業者として認めた頂くことができたことが大きく役立っているのではないかと思います。
ささやかな新聞ですが続けてきてよかったなーとつくづく思います。   

さて、今年の不動産市況はどうなるでしょうか

ここ二年間あまりの、土地転がしと云われても良いような業者間取引で、値上がりした四十坪位までの都心の土地や、小さいビル、一棟売りマンションなどの不動産の地価が昨年十月頃から下がりはじめました。
これは、金融庁の行き過ぎた取引の規制の指導が始まったことが大きな原因ですが、この傾向は今年もしばらく続きそうです。
しかし、遅れて値上がりした台東区は、影響少ないでしょう。

また、台東区のマンションや、住宅は、あまり値上がりしなかったせいで割安感が残っており、ある程度の取引は今年もあると思われます。
ある面で、今年は、じっくりと選べる住宅購入のチャンスと云えます。

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